ノマドワーカー③

ノマド的な働き方がもたらすもう一つのメリット。

”新しい何かが始まるために必要な素材に出会える”ということ。

私がこれを確信したのは、実は去年末に行った台湾旅行中でした。
いつもの様に、スタバで休みながら、次に行く場所を考えている時でした。
starbucks_logo
地元の方と思われるおじさんに、相席よいか?と尋ねられました。
10人くらい座れる大きなテーブルだったので、どうぞどうぞと言うと、その後から3名の男性が来ました。

男性4人でお茶なんて、何だかお茶目と思っていると、何とビジネスの話が始まったのです。4人のうち3人はポロシャツというカジュアルスタイル。
ちょっと面白いなぁと聴き耳をたてていると、1人はアメリカから来た方で、あとの3人が台湾の方の様でした。 私に話しかけた方は英語が話せる様で、あとの2人に台湾語で通訳もこなしてました。

どうやら、メジャーリーグのユニフォームのレプリカを扱うビジネスの様でした。タブレットを見ながら、色々話をつめている様子。細かい話まではわかりませんでしたが、商談成立の様でした。

カフェで商談というのも日本にはまだなかなか少ないスタイルですよね。

そして、この後です。彼らが、”日本でのマーケットはどうなんだ?”という話を始めたのです。メジャーリーグは人気があるのか?とか、日本のプロ野球のユニフォームはどうなんだとか。

”あーー私、日本人ですーーー!”
と声をあげたかったのですが、そのフィールドよく知らないしなぁ‥‥と、ついためらってしまったのでした。

偶然にも私の友人がメジャーリーグのユニフォームレプリカを扱うビジネスに携わっています。 彼女がこの場にいたら、ここでまた新しいビジネスが、生まれたりしたんだろうなぁと。

これはカフェでの出来事でしたが、ノマドワーカーが沢山集まるコワーキングスペースには、この様な可能性が溢れているのです。

コワーキングスペースって、いわば異業種交流会会場のようなものなのですよね。
利用者に職種の制限が無いわけですから、自分とは異なる様々な職種の人達が同じ空間で仕事をしているのです。

顔馴染みになれば、お互いの仕事の話もするでしょう。 そこで、自分が必要としていた仕事をされている方と知り合うこともあるかもしれません。

または、全く思いもよらない方達と知り合いになり、新しいビジネスを思いつくかもしれません。

 

決まった職場で働いているだけでは決して巡り会えない、コワーキングスペースやカフェなど、ノマドが仕事をするような場所だから生まれる副産物が存在するのです!

実際に仕事をしなくてもいいと思います。そんな可能性を秘めた場所に足を運んでみると、意外な展開に出会えるかもしれませんよ!

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