演説から学べること

ついにトランプ大統領が誕生してしまいましたね。
皆さんはトランプ氏の大統領就任式ご覧になりましたか?

私は、演説部分をちらっと見ました。思うところは色々ありますが、政治的議論をここでするつもりはありません。それでもやはり気になる話題。
そこで、今回は就任演説の英語について触れていこうかと思います。

obama
オバマ前大統領のスピーチは、色々な方面で取り上げられ、英語教材としてもたくさん出版されてますよね。 英語を学ぶという目的もありますが、人を惹きつける話術や内容の組み立てにも、多くの学ぶべき要素があったと思います。

そして多くの人の心に刻まれた “Yes, we can!!” 簡単だったし印象的でもあったので日本でも流行りましたね(笑)
もちろんそれ以外のスピーチも、誰にでも理解できる様わかりやすい英語で話されていたので、英語教材には持ってこいだったと思います。

さてさて、今回のトランプ氏の演説はどうだったのでしょうか?
恐らくしばらくすれば、色々な方面からの評価が出てくると思いますので、総括を知りたい方はそちらを参照してくださいね。

私、個人的な感想としては、キャンペーンの時からずっと、英語力の低さが気になっていました。
わざと簡単な単語を使っているのかもしれませんが、あまり教材にはしたくないスピーチが多いなぁと。

そんな中でも、”Yes, we can!”のような決まり文句がありましたね。

“Make America great again!”

腕を細かく動かしながら、いつも訴えていましたよね。 あっ、身体的特徴を指摘してはダメですね(苦笑)

この文こそ私が注目した一文なんです!。
”えっっ何が???” と思う方も多いと思いますが、この際トランプ氏が主張してたということは置いておき、しっかり英語学習に利用しちゃいましょう。
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みなさん、学生の頃英語の文型について勉強しましたよね。そして英語が話せないという方には、この文型に悩まされている方も多いはず。
このトランプ氏の主張文、日本人が苦手な第5文型なんです。SVOCってやつです。

うーん、懐かしい。O=Cって習いませんでしたか?

私も昔この文型が苦手で、何となく掴めないというか。そもそも、”補語ってなに?”みたいな。

で、行き着いた先は、補語って言葉をやめて、”Oはどのように”って考えるようにしたんです。すると割と難しく考える必要がなくなった記憶があります。
まぁ、参考書などに書いてあるとおり、目的語の説明ということなんですがそれがなかなかしっくりこない。

そもそも、文型って考えると難しく思えてしまう傾向があるんだと思うんです。この考え方を変えて欲しいと思いながら、子供達にはレッスンをしています。

すでに文型を学んだ大人の方にも、ぜひガチガチの文型脳を柔らかくしてもらえたらなぁと思います。
主語+動詞+目的語+補語という考え方をちょっと変えてみるのをトライしてみてください。

せっかく頭に入った(あえて心に刻まれたとは言いません)トランプ氏の一文、英語の勉強の役に立たせてくださいね!

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