モチベーションキープ–子供の場合は・・・(小学生)

前回、就学前のお子様の英語学習におけるモチベーションキープ対策についてお話しましたが、今回は小学生への対策です。

学校に通い始めて1,2年は、英語に限らず新しいことを学ぶということに対して高いモチベーションを持っています。テキスト,ノート,鉛筆でさえ自分の物が持てるということにワクワクしています。学習意欲満々のこの時期に、毎日20分程度英語に触れることを習慣づけてください。これが習慣づいていると、この先がだいぶ楽になります。
”今日もこんなに頑張ったね!”と努力を褒めてあげたり、1年前と比べて、はたまた昨日と比べて”こんなにできるようになったね”と一緒に喜んであげて、達成感を感じさせてあげましょう。褒められてドーパミンがどんどん分泌される→ やる気スイッチが入る→ 目標を達成できる! この成功回路が作れれば大成功!

褒めてもらうだけでは、モチベーションキープが難しくなってくる3,4年生。この時期までに毎日英語に触れる習慣がついていれば、モチベーションへの対策はそれほど大変ではありません。 今まで大人が決めていた目標を自分で決めさせ(もちろん一緒に考えてあげるのですが、最終的には本人の意思で)、その目標に向かって頑張れるように励ましたり目標達成しやすい環境を作り上げてください。
また、”できた!”を実感することも効果的です。一番簡単でわかりやすいのは、”外国人と英語でコミュニケーションをとれた!”という体験です。”そんなシチュエーションがない!”という方は、是非学校を利用してください。今やどの学校にも外国人の先生がいると思います。その先生は何が好きなの?家族は何人?日本のどこに住んでいるの?などといった質問をして、実際に英語で質問してこなければならない状況を作り上げてみましょう。 目標をクリアできたことで達成感が得られ、”できた”ことにより自信もつき”もっと頑張ってみよう”と自主性が強くでてくるはずですよ!

最後は高学年となる小学5,6年生です。 ある程度の自信がつき目標を見失いがちなこの時期には、新たな刺激を与えてあげるのが効果的です。例えば、海外へショートステイに行ってみるのはどうでしょう? 当然初めてのことばかりで、うまくいかないこともたくさんあると思います。ただ、これが良い刺激となり、”英語が話せればもっとあんな事やこんな事ができる!”と英語が話せることのメリットに気づくはずです。また色々な国から参加している学生たちと友達になって、各国の文化を知ることにより、視野が大きく広がること、間違いありません!

”自分の知らなかった世界のことをもっと見たい、知りたい!”これこそまさにモチベーションを持ち続ける原動力ではありませんか?
英語を学ぶことの意味を理解できたら、これからのこと(将来のこと)について親子で話してみるのもいいですね!

年齢により親の果たす役割は様々ですが、”英会話スクールに通わせているから”と安心することなく、親も常に英語に興味を持っていることを示し、一緒に楽しんでいくことが、子供たちのモチベーションキープの秘訣ではないでしょうか。

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