健康志向?
スターバックスでカフェインレスのコーヒーの販売が始まったようですね。
スターバックスからディカフェへのカスタマイズ1回無料チケットが届きました! 日本ではまだマイナーなディカフェ。
英語ではDecaf Coffee(decaffeinated coffee)と言います。
このディカフェコーヒーの定義は、”少なくとも97%のカフェインが除去されたコーヒーであること” です。
カフェインの中毒性や健康被害を気にする方も多いかもしれません。また実際に夜飲むと目が冴えて眠れなくなってしまうという方もいますね。そういった方にはディカフェはお勧めかもしれませんね。
ちなみに、海外ではディカフェは随分と前から普及しています。ほとんんどのカフェでディカフェの選択があるのではないでしょうか? もちろん一般家庭でもたくさん飲まれています。
ちなみに、私は間違いなくカフェイン中毒であると自覚しています。食後は必ずコーヒーを飲まないと落ち着かないという感じで、喫煙者と同じような感じですかね??
そんな私がホームステイしていた時の話です。イギリス留学時はコーヒーに恵まれず、つらい生活を強いられましたが、カナダはコーヒー大国! もちろんステイ宅にもコーヒーがたっぷりありました。
”好きな時に好きなだけ飲んでいいからね!” と言われ、早速スタバでタンブラーをGETして常に持ち歩いていました。
でも、日本にいた時より飲む量がだいぶ増えたなぁと思っていたんです。英語のストレスかなぁ。。。と。 留学当初は思ったことをうまく伝えられないことが日常茶飯事でしたから(恥)
2ヶ月ほど経った頃、ママに ”紅茶いれようかぁ?” と聞くと ”decafのやつでお願い!この時間に飲んじゃうと眠れなくなるから” と言うのです。 ”えっっ?いつもコーヒー飲んでたじゃん!” と言うと ”うちのコーヒーはdecafだから!” と衝撃的事実を伝えられました。
そう。私が飲んでいたのもdecaf。まっまさか、カフェイン含有量が少ないから飲むコーヒーの量が増えていたの??
我ながら驚きました。完全なカフェイン中毒。でもママはとても優しいので、この話をすると普通のコーヒーも買ってきてくれるようになりました。
やはり、中毒性があるのには間違いないですよね。私のようにカフェインを欲してしまう方にはディカフェはお勧めできませんね。結局たくさん飲んでしまうわけですから。。。
ところで、カナダでは(アメリカも恐らく同じと思われますが)皆さん健康意識がかなり高いです。といっても微妙な健康意識ですが。
もちろんディカフェが普及しているのも、その為であると思われますが、それってどうなの?と不思議に思った話を少し。
日本人と比べて健康に気を使っていると自負する方が多いかなというのが私の印象です。その為かCMでも健康(カロリー)を意識させるものが多いんです。
例えば、乳製品。牛乳の種類なんてすっごい多いんですよ。無脂肪、低脂肪、生乳などあると思いますが、この低脂肪乳の種類がたくさんあるんです。乳脂肪分何%という表記があって、細かく分けられているのです。
そして多くの人が無脂肪や超低脂肪乳を選んでいます。 ですが・・・ 皆さんクリームやホイップ好き。
見たことある方もたくさんいると思いますが、缶に入ったヘアムースのようにプシューっと出すホイップクリーム。どの家庭にもあるんじゃないかな。もちろん選ぶのは絶対低脂肪のもの!!! そこは譲りません!!
だからって、アップルパイやクッキーいろんなスイーツにガンガンかけちゃだめでしょ。
そして決まって言う台詞 ”これ超低脂肪だから大丈夫!” いやいやその健康意識間違ってますよ!と何度も指摘したかった(笑)
ディカフェのコーヒーと同じで、結局多量に摂取してしまえば、本末転倒。健康からは遠ざかってしまいます。
こんな矛盾の健康意識。どう思いますか? せっかく健康志向で体に良いものを選んでいても摂取の仕方が間違っていては、志も無駄になってしまいます。 そして更に怖いのは、ディカフェにも落とし穴があるということ。 その話は次回に!!
日本ではこのディカフェ、定着するのでしょうか?