Japnese culture–1
今回は日本文化や伝統について思うことを少し。
最近ニュースで”餅つき大会禁止”というのを目にしました。”えっっ何で?”とちょっと驚いてしまったのですが、どうやらノロウィルスが流行っているため、衛生上の理由からということでした。確かに病気になってしまうのはね。。。
でもね、餅つきって日本の伝統じゃないですか? 最近では家庭で餅つきをすることが少なくなってしまっているので、なおさら”みんなが楽しめるイベントとして残してほしいな”と思うんですよ。
以前オフィスビルの1階で、持ちつき大会が開催されていました。そのビルで働いていると思われる若い男性社員が、お餅をつかされていたのですが、全くサマになっていなくて・・・
杵を顔の前辺りまでしか持ちげないので、腕の力のみでついているためパワーが足りず、音もイマイチで迫力が伝わらず(痛)
”あーー、私のほうが上手いなぁ”と伝統が上手く継承されていないことをちょっと残念に感じてしまったのを覚えています。
パフォーマンスとしても見応えがありますし、食してもおいしいという魅力満載の餅つき。禁止という方向ではなく、いかに衛生的にやれるかという方法を模索できないのかなぁ? 古くからある誇るべき伝統行事、簡単にやめて欲しくないのです。
そう言えば、餅つきだけでなく、除夜の鐘についても自粛するのかしないのか、最近話題になってますね。
問題が発生すると、すぐそのもの自体を排除するというのが最近に傾向ですが、これって問題解決能力をますます衰退させてしまうと思うんですよね。排除できないことが起こった場合、いったいどうするのでしょう???
日本の文化や伝統は、やはり独特で素晴らしく自慢できることです。国内でその価値が薄れていっているのなら、海外に向けて発信して外国人から認められることにより、もう一度その価値を見直してもらい、受け継ぐべき文化や伝統を守っていけたらなぁなんて考えています。