ホームステイ事情–その2

前回に続き、ホームステイ事情です。カナダ編その①。
今回は最初にステイしたお宅の話です。

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カナダの西部に位置するバンクーバーでのホームステイです。お宅はノースバンクーバーというところにあり、ダウンタウンからバスで30分位だったと思います。新しめの戸建てのお家でした。ただこのお宅、1ヶ月しかいなかったため、写真がありません。。。(後悔)

まずはファミリーのご紹介から。インドからの移民のご夫婦で30歳くらいだったと思います。お子さんはいらっしゃらず共働きのご家庭でした。留学生受け入れはまさしく、ザ・ビジネスというタイプ。

戸建ての2階部分がご夫婦の居住空間、1階が留学生用と完全に分かれていて、1階と2階をつなぐドアには普段鍵がかけられていて、2階へ上がることはできませんでした。共働きということもありますが、交流はほぼなしです。顔さえ見ない日がほとんどでした。

kitchen
さて、食事はどうだったでしょう。顔を合わせないということは食事も別々です。朝食、昼食用に1階のキッチンに食パンが用意されていました。ジャムはあったかなぁ。あと、フルーツがたまにありました。以上(泣)”サンドウィッチ作りたければ、自分で材料買って作りなさい”ということでしょうね。仕方ないので、チーズやハムを買ってきて毎日作っていました。
では、夕食は? 夕食は冷凍食品がお皿にあけられていて各自レンチンして食べるというパターンでした。これ1年間続けたら、体壊しますよね(恐)

イギリスの家庭と比べて既にかなりの格差がありますね。。。

1階での生活はどうだったでしょうか? 1階には部屋が3つあり、1部屋に1人留学生がいました。キッチンとバスルームは共用です。夕食以外のことは全て自分たちでこなします。お掃除、ごみ捨てなどなど。
そこで、問題発生。私と同時期にステイしていた学生はメキシコと韓国から来ていました。勘のいい方は気づきました? メキシコ人、キッチンもバスルームも汚したい放題、掃除しませーん( ̄▽ ̄;)!! そして韓国の学生は運悪くスキーで足を骨折してしまい、動けません → お掃除、私のみ。もちろん1ヶ月がんばりましたが、限界。

このパターンなら確実にルームシェアで暮らしたほうが安くて楽!!!!!!!
さて、どうするワ・タ・シ・・・

カナダに到着して2週間でこの状況が酷すぎることを知りましたが、しかしなんせまだ2週間。どうしたものかと悩みましたが、3ヶ月もすれば学校の授業もキツクなるし、せっかくの留学楽しめないよねぇとモヤモヤしていると、幸か不幸かわかりませんが、ステイ代の事で問題発生

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私の場合学費やステイ代など諸々を学校へ前納していたので、毎月学校からステイ代分の小切手を受け取り、それをステイ先のファミリーに渡していました。2ヶ月目の支払いが近づくと、来月分から現金で持ってくるようにと言われ(換金手数料がかかりますからね)、また他の学生とステイ代を統一するので、ステイ代プラスC$20ねと言われたのです。どっちも私の契約には載っていない話。その旨を学校に伝えると新しいステイ先を探してくれるということに

恐らく、食事のことだけだとすぐには新しいステイ先を紹介してくれることはありません。いろいろな家庭があるから、それも文化を知ることなどと言われます。でもお金が絡んだこと(明らかに契約違反)だったのでこちらからリクエストしなくても紹介をしてくれたんですね。

ESLにはホームステイしている多くの学生がいます。自分のステイ先と比べるとうらやましいなぁと思ったり、自分のステイ先は当たりだったなと思ったり。もちろん、ステイ先の生活に合わせるように自分が努力することも必要です。でもどうしても我慢できない場合は、紹介者に相談してみるのもアリですよ。日本人は我慢しすぎの傾向がありますからね。
新しいところを紹介してくれないまでも、改善策をファミリーに伝えてくれたりするかもしれません。 自分のことは自分で発信しないと何も変わりません。それが外国文化です。 自分より長く滞在している学生に相談してみるのもいいと思います。
とにかく自ら行動してみる! これが留学中に私が一番最初に学習したことでした(えっ英語じゃないの???)

次回カナダステイその②をお届けします。

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