世界のクリスマスーーその1
12月に入ると一気にクリスマスムードが高まりますね。
世界のクリスマス、各国特徴がありますが、基本は宗教的行事。
キリスト教の国であれば基本は同じです。24日の夜にミサに出席するために教会へ行きます。25日は祝日となり、家族やお友達と一緒に家で過ごします。
日本では子供は別として、家族で過ごす傾向はあまりないですよね。 クリスマスディナーを食べに行ったり、イルミネーションを楽しんだりと1イベントとしての位置づけでしょうか。まぁ、所詮平日ですしね。。。
では、日本とは全く異なる、私が経験した幾つかの国のクリスマスのお話を。
初回はドイツのクリスマスです。 みなさんもよくご存知だと思いますが、クリスマスマーケットが有名ですよね。
クリスマスマーケットはクリスマスの4週間前から始まりますが、クリスマスまでやっていると思って旅行を計画すると痛い目にあいます。何故ってクリスマスマーケットはクリスマス準備のための催しだからです。アメ横へお正月前にたくさんのお客さんが訪れるのと一緒です。ドイツ国内いろいろな場所で開催されていますが、遅くまでやっているところでもイブの午前中まで。クリスマスマーケット目当てで行かれる方は、早めの計画をされることをお勧めします。
クリスマスマーケットでは様々なクリスマス関連の物が売られていますが、ツリーのオーナメントのお店が多かったです。きっと毎年少しずつ買い足して、今年は何を買おうかなぁとマーケットを楽しみにしていて素敵な習慣だなぁと思いました。
お買い物ももちろん楽しいですが、ヒュッテ自体のデコレーションもとってもかわいかったりと、クリスマスマーケットの楽しみ方は他にもいろいろ。都市によってマーケットの規模も異なりますし、趣もさまざま。
私のお気に入りは中世を再現しているエスリンゲンのクリスマスマーケット。元々街自体、木組みのお家がたくさんあったり、旧市庁舎なんておとぎ話に出てきそうな外観!規模は小さめですが中世のクリスマスを再現していて、店員さんがコスプレしていたり、お店で売られているものも中世の食べ物だったりと、ちょっとタイムスリップした気分を味わえます。もちろん普通のショップもありますので、両方を同時に楽しめてお勧めですよ。
そして、ドイツと言えばビールとワイン。でもホットです(汗) ”ワイン・ビールあっためるって????”と思うかもしれませんが、クリスマスマーケットが開催されているのは外。めちゃめちゃ寒いんですよ。Glühweinは体もあたたまるし、お勧めです。そして何よりうれしいのはマグカップがもらえること。地域によってもですが、毎年デザインが変わって、コレクターもいるんじゃないかなぁと思います。子供向けにはKinder Punschと言ってノンアルコールのものがあるので、みんなで温まれますね。
ちなみに、ビールのほうは・・・・・ノーコメントで(笑)
食べ物(^^) 色々な食べ物がありますが、やっぱりソーセージかなぁ。これはクリスマス時期でなくてもいただけますが、ドイツへ行かれたなら絶対に食べて欲しいです。種類がたくさんあってホントに美味しい!
私は白いタイプのハーブ入りのがお気に入りです。そして付け合せのザワークラフト。苦手な人多いかな?でもその土地で食べると美味しく感じると思いますよ(パクチーみたいに?)
他にもBrezel(プレッツェル)、 Lebkuchen(レープクーヘン)、stollen(シュトーレン)、Champignon(シャンピニオン)などなど食べつくせないほどのヒュッテが出ていますので、お腹をすかせて行ってくださいね。
ドイツのクリスマスマーケットは本当に魅力がいっぱい過ぎて、伝えきれません。
ご興味ある方はぜひ個人旅行トライしてみてくださいね!
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